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企業文化を創るシステム

イントラブログのトップダウンアプローチに着目して考えてみます。

トップが「会社をこんな文化にしていきたい」と思った時に
これまでは朝礼や全社会議、掲示板での発信などしか手段がなかった。

イントラブログはそこに加わることができる新たな手段なのだと思います。

イントラブログとグループウェアの違いはいろいろあるけども、
決定的な違いは「生の声が飛び交う」ことだと考えています。

掲示板に書かれるトップのキレイゴトではなかなか意図を伝えきることは難しいですが、キレイゴトに対して付けられるコメントへの回答を全社で共有することで「あの言葉はそういうことなのか」と理解を深めて日々の行動に反映させることができるし、掲示板よりももっと砕けた本音のつぶやきを載せて親近感をつくり、社員にもっと当事者意識というか「雲の上からの発信で自分とはあまり関係ない言葉」と受け取られないようにできると思います。

やはり、双方向のやりとりができることが最も重要で、一片の言葉で全社の意識を変えようとするにはそもそもムリがあります。
コミュニケーションを繰り返すことで自分の真意をようやく伝えきることもできるし、現場をよく知っている社員からのツッコミも受け付けることによって最終的に良い方向に進むことができる、トップは社員の視点を取り入れ、社員はトップの視点を取り入れ、会社全体で成長していけるのです。

「社員が自分も会社を動かす一員なのだと自覚し、自発的に考え、発信し、フィードバックにより成長し、その成長を心地よく感じ、そのような文化の会社に所属していることに価値を感じてさらに成長を望むようになる。」

イントラブログは、この好循環を作り出すことのできる素晴らしいシステムだと思いますし、今後そのような循環を生み出せるような機能を充実させていきたいと考えています。

「トップのブログにツッコミや質問、自分の意見を投げかけるなんてとんでもない」という文化の企業も現実多いと思います。
「上の人が使ってないのに下の人が使ってたら遊んでると思われて怖い。ブログって世間では日記ってイメージが強いし」などの声もよく聞きます。

やはり、運用の工夫も非常に大切で、
・このシステムに何を期待して導入したのか、どう使ってよいのかをきちんと伝えて理解させる
・最初は上の人から進んで使って見せる
・コーディネーター役の下の人が積極的に模範的な使い方を示す
 (社長ブログに質問や意見をコメントし、回答をもらうなど)
といった「社員に模範的な使い方を示す」ことが重要です。
新しい価値は理解されにくく、どこまで使っていいのかためらってしまいますので、最初の段階ではコーディネーターの役割が非常に重要です。

初期段階さえ乗り越えることができれば、社員は自分のブログでも発信することを覚え、それがリアルでは接する機会のない社員の目に止まり、評価されたり、希望する仕事への参加のキッカケとなったり、会話をするキッカケとなったり、実生活で自分の可能性を広げていることに気がついていきます。
そして、自発的に考えて、発信し、自分の取り組みで周囲を変えていこうという自発的な生活スタイルが定着していきます。


「企業の文化を心地よい自発的文化にしていくシステム」

これを目指して頑張りたいと思います。

ツールの使い勝手は重要

最近ブログを書いていて非常に気になっているのが、
新しい日記をアップしようとしたときに、必ずエラーになることです。
1、2回エラーが出るくらいならよいのですが、1時間ほど更新ができない場合もあります。

そのため、ブログを更新しようとする気持ちが萎えてしまうことがあります。
書こうと思っているネタはあるのに、時間を食うのがわかっているから
書き始められない。言い換えれば、ブログを書くこと自体は苦ではないのに、
それを実行する手段と過程に問題があるため、やる気を失ってしまう、と言えます。

ちょっと別のことで例えてみましょうか。

◇ジェットコースターに乗るのは好きだが・・・
・並んで待つのがしんどい→「時間」が問題

◇北海道に旅行に行きたいが・・・
・飛行機代が高くつく→「お金」が問題

◇テストで100点を取りたいけど・・・
・勉強してもさっぱり理解できない→「難度」が問題

「やりたいけど、できない」という場合、その原因はほぼ上記の3つに分類できます。
「難度」に関しては定義が幅広いですけどね(容姿、学力、身体能力・・・など)。

こうしてやる気を失っていくきっかけとなる、「時間」「お金」「難度」ですが、
これは企業内で扱うシステム・ツールに当てはめて考えることもできます。

社員に何かツールを活用させようとしたとき、上記3つの内ひとつでも問題があれば、
きっと受け入れてくれないと思います。
まあ社内での話なので「お金」はあまり関係ないかもしれません。

解り易く言うと、イントラブログを導入した場合に、
・記事を更新するのに、再構築が30分くらいかかり、
・ログインするのに法外な料金がかかり、
・パスワードを解析しないと画面が見れない、
とか、だったら誰が利用するでしょうか。

結局、「やる気を失うきっかけ3つ」をクリアしたツールを提供するには、
社員の立場に立って物事を検討する、ということに尽きると思います。

「社員の使い勝手」を追求する。
当たり前のことですが、意外と口先だけで忘れられがちなことです。

主観を書くということ

主観を書くってすごくとまどっちゃいますよね。

客観的に絶対に正しい内容であって、みんなの役に立つなって情報であれば、胸張って気軽に書けると思います。
それがどちらかというと今までの企業で行われていた情報共有で○○マニュアルとかだと思います。

主観的な見解となるとどうしても怖い。。
自分の視野の狭さが露呈してしまってバカにされたらやだなあとか、
読む人によってすごく誤解を招いてしまったらやだなあとか、
情報が不完全であることがすごく負い目に感じたりします。

でも僕はあえてこっちに挑戦してみたいです。

それはその先に待っているメリットを確かに実感できつつあるからです。

僕は今までリアルコミュニケーションで一番勉強になってるのは「人の判断ロジック」に触れた時だと思っています。
ある導かれた答えがどうとかよりも、なんでその答えに到ったのか。
「この人はAとBだけ見えている状況でこーゆー判断をしてそうなったのか。なるほどー。こう捉える視点も必要なんだなー。」とかとか。

ブログオフィスではそういったやりとりを気軽にし合えるところにこそ、今までにない「個人の成長の加速」の秘訣があるんじゃないかなーと考えています。

カンペキであることなんて必要ないと思います。

読み手も
「うのみにしないで1意見として受け止めよう」とか
「この人はここが見えてないから、それを促すコメントしてあげたらきっと役立つかな」とか
「こんなことやりたいのか。じゃあ今度こーゆー仕事振ってあげたらいいかな」とか
カンペキな人なんていないことを踏まえて、建設的に解釈したり、アクションし合えるとお互いにどんどん成長し合えると思います。
議論し合うほど、もっともっとこの相乗効果は高まると思います。

「僕は○○だと思います」
「こっちの立場のことも考えると、私は△△だと思います」
「なるほど。そちらの方も考えてあげないとですね。ただ僕はこーゆーことを一番心配していてそこも踏まえるとやはり○○だと思うんです」
「なるほど。それはいい考えですね。賛成です^^」
みたいなやりとりによって本人同士も視野が広がりますし、このやり取りを見た人全員に成長のキッカケを与えることになると思います。

やはり、カンペキな人などいなくって、各自の見えている範囲で一生懸命考えた結果の1意見というだけだと思うんです。
その見えている範囲というのは、普段の業務とか立場とかによってバラバラで各自が各自にしか見えてない角度で物事を捉えているんです。
だから必ずしも上司が全部見えてるかというとそんなことはなく、現場のことは下の方がずっとよく見えていて、その角度からの意見がものすごく重要なことも多々あると思うんです。


僕は自分が全然カンペキじゃないことを踏まえて、主観を投げかけてみています。
むしろ足りないものだらけだから、周囲の力を借りて成長していくためにそうしています。
「僕はこう考えてる。あなたもそうしなさい」といったスタンスではなく、「僕はこう考えてるけど、みんなの角度からはどう見えてるか教えてください」といったスタンスなんです。
だから実は「僕はそうじゃなくてこう考えます。それはこーゆー理由なのです」ってコメントがつくことが何よりもうれしくて、自分を成長させてくれる有難いものだと思っています。

否定ではなく、気持ちよい指摘の仕方、議論の仕方、各自が持っている材料を持ち寄っていいモノを創っていこうという姿勢。

ここにこそ成長の秘訣があるのではないかと考えています。

すごくいい問題提起がされていても、なかなかそこに主観的なコメントをしていくのは慣れないうちはかなり勇気のいることだと思います。
でも、「みんなカンペキなわけがない」、「きっと大らかな気持ちで受け止めてくれる」、「いろんな他の意見を出して成長させてくれる」というスタンスで、もっと気軽に思うことを出しちゃってもいいのではないでしょうか。

周囲の成長のために。
そして何よりも自分の成長のために。

仕組みの大切さ

最近多様化されたニーズに応える面白いコンセプトのマンションが出てきています。

「頭の良くなる家」をコンセプトにしたマンションでは、とことん「コミュニケーション」を促進する工夫がされていました。


頭の良い人たちを対象にした調査(この定義知りたいねw)によると、家族のコミュニケーションが豊かな家庭が圧倒的に多かったからということでした。

勉強するにしても個室に閉じこもるよりも、家族のいるリビングで気軽に「これどーゆー意味?」と多角的にやり取りできる方が吸収される幅は違ってくるのでしょうね。

そのマンションの具体的な工夫というのは
・玄関から入ったら必ずリビングを通る造り
 顔を合わせるというのは全てのコミュニケーションの土台として重要ですね。
・リビングに大きなホワイトボードがある
 気軽に共同作業ができる手段がないと面倒で省いちゃったりしますもんね。
・子供の部屋に家族共通の本棚を置く
 お互いの興味を知ることができる。他人の視野に触れるキッカケですね。
などなど。(他にあった気がするけど忘れちゃった。。)

ほんとちょっとした違いなだけですよね。
でも想像してみると10年を過ごした後には大きな違いが生まれてる気がします。

「導線を用意してやる」
つまり仕組みを創ってあげることが重要なのですよね。
その上に乗っかった人たちが自分たちで意識しなくても、自然と導かれていくのです。
行動だけでなく意識も含めてね。


僕はイントラブログでこれをやりたい。

価値を感じていないユーザーたちが試しに使っているうちに自然と導かれて、コミュニケーションが促進され、認知される喜び、仲間を得る喜び、他人の視野に触れる喜び、それらとの出会いにより人生が変わる喜びにまで導かれるシステムを創りたい。

そのためには「導いて」やらなければならない。
押し付けだけじゃ誰もそっちに進んでくれない。進めない。

使う人の立場にとことん立って、どうしたら便利に感じて使うようになるか、どうしたら楽しくて使うようになるか、どうしたらこちらの意図している感動ポイントまで辿り着いてくれるのか、どこがつまづきやすい道でどれくらいならしておくべきか考えないといけない。

今のイントラブログはかなり便利なシステムになっていると思います。
カスタマー調査レポートでも「より良くなる要望」はあるものの、機能満足度は非常に高い結果が出ました。
営業やサポートの対応も非常に評価が高く、これまでのみんなの頑張りの成果が確かに現れてきているのだと思いました。
(普通カスタマー調査って改善してもらいたい気持ちから厳しくなりがちですからね。それにもかかわらず褒めてくれるコメントが非常に多かったのには感動しました。)


ただ、そこからさらに改善ポイントを探してみると、
注目すべきは「製品は良いのだが、自分たちが不慣れなため利用が思うように促進できなかった。運用方法の手本や相談しあえる場があればいいのだが」という声が多かった点。

たしかに運用者向けブログやSNSを運営するという手もあります。
しかし、根本的解決は「使ってるだけで自然と楽しくなってもっと使うようになるシステム」にさらに改善していくことだと思います。
そして、そこらへんの機能は他社も取り組めていない部分だと思います。

例えば、
書いたことにフィードバックがあれば単純にうれしいですよね?
「面白い」とか「役に立った」とか「感動した」とか反応が返ってくるとまた書きたくなります。
そして、それが統計化されランキングされポータルに載れば、全然関わりのない人も「いい記事」に出会うことができます。

引き続き書いてくれれば、それを読み続ける中で自分もネタあった時だけでも書いてみようかなって人が徐々に出てきます。
名前から顔や座席がわかる導線が用意されていれば、書き込みがキッカケでリアルなコミュニケーションにつながり、「あ、こないだはコメントありがとう」「あのアイデア面白いですね。よかったら知り合いの専門家を紹介しますよ」などのように人生を変える出会いが生まれることさえあります。

「初期から書く少数派の人たち」が書かなくなっていったら悪循環になってしまうことを考えると、仕組みとしてはちょっとの違いが大きな違いではないでしょうか。

イントラブログとは

顧客との会話で「イントラブログって何?」から始まることが多い。

新しい価値ですから、顧客の中にイメージがない状態から始めざるを得ず、興味を持たせる順番で城を建築するように、顧客の成功イメージを形作らせる説明が必要だと思います。

「情報共有」とか「コミュニケーションの促進」から始まり、それらが絡み合って新規アイデアの種を拾えたり、みんなの声でアイデアの実現までを加速できたり、上の視点を社員が知れることによって視野の広い判断を業務で活かせたり、下の生の声を上が聞けることによって経営判断に活かせたり、そんな風に会社が回っていくから社員が会社や仕事に愛着を持てたり、仲間同士の結束が強まって普段から助け合って効率良く仕事できたり、困難を楽しめたり、といろーーーんな効果が絡み合って最終的には「押し付けじゃない心地よい自主的文化が創られて、人が育つ仕組みとなり、扱うモノがドンドン変わっても成功まで辿りつける会社になる装置」というのが僕の認識ですが、最後まで説明する頃には相手は寝ちゃってるかもしれませんw

「とりあえず一言でなんなの?」ってなると難しい。。
でも相手が企業であればなおさらそれが求められると思います。
最初で食いつかなければ、その後の話は聞いてるようで実質聞いていないことでしょう。
万人が食いつくイントラブログの一言説明って何でしょうね?

その一言で興味を持たせたり、イメージの土台を創ってもらって、その後の説明の効果を上げたいですね。


また、聞く人によってバラバラな問題を抱えていて、その一言に魅力を感じてくれるかどうかは相手次第ということもあると思います。

問い合わせしてくれた顧客に対してなら、興味は既に持ってくれている前提で「あなたのイントラブログへの期待はどんなものですか?」から始まって「裏返すとこーゆーことに問題を抱えているということですね。それならこれで解決できますよ。その周辺のこんなことにも。。」と順番が見えやすいし、付加価値も勧めやすいと思います。

「どの順番で話すと相手が聞いてくれるのか、心まで響くのか」
「どんな質問をすると、その糸口を探れるのか」
状況別に判断フローを共有しておき、そこをベースに状況に応じて柔軟に対応できたら強いと思います。

イントラブログのモチベーションアップ機能

投稿するモチベーションを上げるってすごく大切ですよね。

そこで「意志表示ボタンの設置」なんていかがでしょう?

「足跡はついてるけどコメントはなくって、読んだ人はどう感じたのか気になるなー」
ってことよくあると思います。
でも、読んだ方としてはコメント残すって敷居が高かったりしますよね。
せめて、「だいたいこう思います」って意思を1クリックで残せて、
書いた側が自分のアクションに対する読者の反応をだいたいでもつかめると
投稿することに対するモチベーションが全然違ってくる気がします。

ちょっとした世論調査のために投稿を活用しようって使い方も出てくるのではないでしょうか?


ボタンの種類はこんな感じでしょうか。
「ありがとう!」:役立つ情報に感謝の意
「同意!」:だいたい賛成の意
「ファイト!」:応援の意(日々の頑張りをつづるエントリに対してとか)
「ウケた!」:笑いをありがとうの意

このボタンを押すと記事に統計情報だけ表示されるようにして、
次に読んだ人は「ありがとうが100個も集まってるからチェックしておこうかな」と判断できたり
「ありがとうが10個以上集まってるエントリを検索してみよう」とかいった活用をしたいですね。
足跡ランキングの他にありがとうランキングとかもプラスであっていいかも。

ありがとうポイントをある程度リアルな業績評価の参考にするって運用もアリだと思います。
やっぱり、投稿するって結構労力がいるわけで、業務が忙しい中投稿してもらうためには
投稿者になんらかのメリットがなければ現実難しいと思います。

特に営業とかコンサルのノウハウとか、有用な情報こそ教えてしまったら、自分の成績の
クビを締めることになってしまって、なかなか有用なノウハウ情報は流れないそうです。
会社としては有用な情報が流れて底上げ効果が出てこそ有益なので、
リアルな業績評価で、情報を発信して底上げして会社に貢献したことに対しても
ある程度評価してあげて、初めて情報発信の促進がされるのではと思います。

情報発信することに慣れている人にインタビューしてみると、
「発信してみると、それ以上のいろんな情報が恩返しのように返ってきたり、
リアルな場面で助けてもらえたり、興味ある仕事を回してもらえるようになったり、
同じことに興味を持つ同志と知り合うキッカケになったりと、
実は出すこと以上に大きなリターンをもらえるんですよ。
だから労力かかってでも投稿する価値ってあるんですよ。」
って伺ったりします。
ただ、これは体験してみて初めて実感できるものだと思いますので、
そこまでいく間に「反応なくてはりあいないのでだんだん投稿しなくなった」を防ぐために
こんな機能があっていいんじゃないかなと思います。

イントラブログ導入に対する効果測定ってすごく難しくて、今のところは情報の流通量で
判断されていたりだと思います。(投稿数とかアクティブユーザー数とか)
結果的にそのあたりにも訴求できそうですよね。